大きな声を

85135iwahune[1]あれやこれやと片づけなければならないことが多くて、
こんな時間の投稿になってしまいました。

9日から始まったお囃子の稽古は今日で終わりました。
明日は「足揃い」。
当宿さんや町内の役員さんに稽古の成果を披露する場です。

若連中を卒業して十数年も経って、
自分でも呆れるほどかつての熱は冷めていますが、
今はこのお囃子の稽古が私にとってのモチベーションになっています。

初日からずっと子供たちを指導して、
「完成度は?」と問われれば実はまだ
「ぜんぜん」なのですが、こればかりは仕方がない。
指導力不足と指摘されるならその通りでしょう。
でも、子供たちを怒鳴ったり、褒めてみたり、自分としては精一杯教えたので、
披露の場で上手くいかなかったとしても、それはそれで納得ですし、
今はちょっとした達成感に浸っています。

最も強く求めたのは、大きな声で囃すこと。
非日常の空間の中での自分たちの役割を精一杯務めてもらいたいのです。
それが大きな喜びや、かけがえのない思い出になるはずですから。