11人。

先日、長男が無事卒園式を終えました。
朝、登園すると、いつもエプロン姿の先生達が礼服で出迎えてくれ
園児の声でやかましい位の遊戯室はシンと静まりかえり
「いつもと違う保育園」の姿に子供たちもなんとなくソワソワ。
親は親で、長いようで短かったそれぞれの保育園生活を思い出し、すでにウルウル。
式が始まるとウルウルはすっかり涙に変わり、すすり泣きの止まない卒園式となりました。

未満児から4年間お世話になった保育園。
幸いうちの子は最初から泣くこともなく、スムーズに始まった園生活でした。
おむつも保育園でとってもらいました。
箸の使い方も保育園で教えてもらいました。
当時、兄弟がいなかった長男はケンカも保育園で初体験させてもらいました。
給食のとき、コップに入った牛乳を持って皆が「カンパーイ」とはしゃいでいる中、うちの子はひとり「お疲れ~」と言ったそうで
「おうちでの様子がよく分かりますね」とお便りに書かれたこともありました(笑)
流行りモノはしっかりもらってきて、家族みんなダウンさせてくれたこともありました。
ダボダボだった園児服もいつの間にかツンツルテンになっていて今更ながらわが子の成長を実感。
思い出が後から後から浮かんできて、胸いっぱいの卒園式となりました。

式後、担任の先生がおっしゃっていました。
「11人しかいないから、と諦めるのではなく、11人だからこそやれる事を考えながらやってきました。」

11人。
私たちの頃では考えらない人数ですよね。
小学校入学時にはひとり増え12人になりますが、それでもあまりの少なさにビックリです。
そのぶん、みんな仲良く過ごせる(はず)とか、先生の目が行き届く(はず)、などメリットもあるだろう!と親の私たちは前向きに考えています(^^)
その夜行われた謝恩会は、それはそれは盛り上がりました。
子供たちは大はしゃぎでワーワーギャーギャーやかましいったらありゃしない。
親も思い出話が尽きず大騒ぎ。
・・・華美陣さん、本当に申し訳ありませんでした!!!

さぁ、新生活のスタートです。
地域の皆様、ちゃわちゃわした新一年生をどうぞよろしくお願い致します。

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byラー定