瑞穂の国
アマテラスノオオミカミが、孫のニニギノミコトの天孫降臨にあたって授けた神勅
「豊葦原千五百秋瑞穂の国は、是、吾が子孫の王たるべき地なり。爾皇孫、就でまして治らせ。行矣。
宝祚の隆えまさむこと、当に天壌と窮り無けむ。」
とよあしはら ちいおあきの みずほのくに
豊かな葦原で秋になると稲穂がたくさん実る国は私の生みの子が統治すべき地である。
なんじ皇孫よ、これから行って統治しなさい。元気で行きなさい。
天の日の神の靈統を継ぐ者が栄えるであろうことは、天地と共に永遠で窮まりないであろう。
好天に恵まれたGW、農家の方は田植えで忙しそうです。
植えられたばかりの早苗は健気で愛おしく感じます。
五穀豊穣を祈る「祈年祭」は、ところによって旧暦2月~4月とまちまちのようです。
石船神社の祈年祭は五月十九日に執り行われます。
一説によりますと四月十九日だったものが、イワシ漁が盛んだった時代に、
四月では漁師が忙しくて一月遅れにしてもらったのだとか。
でも今になってみると、ちょうど田植えも終わるころなので
五穀豊穣を祈るのにふさわしい時期です。
去年は港内でもイワシがいっぱい釣れましたが、近年ではごくまれなことでした。
今日の岩船港はこんな感じ。
GWも最終日ということでボチボチのんびりと釣り糸を垂れていました。
イカ漁の船も、もう何隻か入ってきています。
山も里も海も、美しい国です。
憲法も異国の人の作ったものでなく、自前の美しいものを創りたいものです。
by 転がる石