あたし雨って嫌いじゃないけど
青空の時に降る雨って大嫌い

映画「ぶどうの涙」でヒロイン・エリカが言う台詞です。
北海道の空知地方を舞台にワイナリーを営む男(大泉洋)の物語。
空知地方という実在する土地が舞台でありながら、登場人物の住居や衣装は現実離れしていて。
ストーリーも特に盛り上がりがあるわけでもないのでレビューでは酷評も目に付く作品です。
確かにストーリー重視派の方にとってはつまらない映画かもしれません。
かくいう私も一回目は30分も持たず寝ました。
しかし、再びチャレンジし最後まで見てみると意外とクセになる映画でした。
北海道の広大な自然の美しさ。
お洒落な衣装や可愛いおうちはまるで絵本の世界。
この感じ、女子は好きでしょう。
もう4,5回見ています。

ダラダラと深酒しながらボーっと見るには最適の映画です。

先週の事。
聞きなれない音に何気なく店の奥をのぞくと
雨が降っていました。
店の中に。
雨が降っていました。
え?
え?

なにこれ?

水道管破裂。
漏れた水が二階から染み出し、一階に雨を降らしていたのです。
クソ寒い中、裸足でせっせと水をかき出し雑巾がけ。

天井を見上げれば水の跡が世界地図のようにシミになっていました。

エリカに教えてあげたい。
家の中に降る雨はもっと最悪よ、と。
byモノポール