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2019.08.06.

ホスピタリティ

前に仲間4人で旅行に行った時のことです。

昼食の候補のお店が徒歩圏内に二つありました。どちらも著名人が通う老舗の有名店です。

そのうちの一つはメンバーの一人が前に行ったことがあるという事で、せっかくだから誰も行ったことがない方にしようということになりました。

予約なしだったので入れなかったら別の方へ行くつもりで行ったのですが、聞いてみると大丈夫とのこと。席に案内されお得なランチメニュー(それでもファミレスの定食の数倍のお値段です!)を注文すると「一番安いやつ4つね、それだけ?他には?」と言われてしまい何となく嫌味っぽく聞こえ、気分はよくありませんでした。でも周りを見渡すと同様に「○○円のやつね、他には?」と確認していたので、悪気があるわけではなく当たり前の光景のようです。恐らく値段で確認した方が間違いないのでしょうが、ここで「○○御膳ですね」とか聞き返してくれれば気分が悪くなることもなかったと思います。

早々に食べ終え、お会計を済ませ、外に出ると「せっかくだからもう一つの方も見に行こう!」という話になり、お店の前まで行ってみることに。

歩いて数分でもう一つのお店に到着、店構えからして歴史を感じます。渋い外観を眺めていると若い女性の店員さんが出てきて「お席空いてますからどうぞ!」と声をかけてくれました。実は別のお店で食べてきたことを話すと、1人前をシェアしても構わないとのこと。それならという事で昼食連食決定です(笑)

早速入店~注文、程なくして料理が出てきたのですが、一口食べてみんなが「何これ?美味しい!」「最初っからこっちにすればよかった!」お腹いっぱいであまり食べれなかったのが残念でしたが、店員さんの対応とお店の雰囲気も相まって大満足のお代わり昼食でした。お会計をすると当然ながら1人前なのでかなりお安く、申し訳ない気分です。

そして外へ出ると土砂降りのゲリラ豪雨…「タクシー拾うか?」と相談していると、最初に対応してくれた店員さんが出てきました。休憩かと思ったらタクシーを止めようとしてくれています。ずぶ濡れになっているので申し訳なく、駅前まで行くからと言っても「大丈夫です、やらせてください!」の一点張り。こんな時に限ってタクシーはなかなか通らず…するともう一人別の店員さんが出てきて、今度は道路の反対側でタクシーを止めようとしてくれます。申し訳ない気持ち半分、ここまでしてもらって嬉しい気持ち半分でいると、ようやくタクシーがつかまりました。

二人そろって「またいらしてください!」と笑顔で見送ってくれ、こちら4人も食い気味で「絶対また来ます!」と答え、タクシーに乗り込みました。おっさん4人は完全にこのお店のファンになりました。

自分もお客様相手の商売をしていますが、知らず知らずのうちに相手を不快な気持ちにさせていないだろうか?と改めて考えさせられる経験となりました。そして彼女たちにしてみればいつも通りで当たり前のことだったのでしょうが、サービス精神や気遣いがこんなに嬉しいものなのかとも身をもって経験しました。

ホスピタリティ=おもてなしの心、忘れないようにしたいです。(長文失礼しました)

byビタミンQ

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コメント

素晴らしいお話です!

そのお店に行ってみたくなりました

チャイナタウンさん、お店の名前は今度会った時にこっそり教えます。

ホスピタリティって、そういう意味だん?つか、店員がため口とは。

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