これも英雄
「いだてん」はいいドラマだったようだが視聴率は悪かったらしい。
大河ドラマはなんていっても戦国に限る。
「麒麟がくる」
タイトルも、主人公が明智光秀もいいじゃないか。
光秀は本気で天下人を目指していたらしい。
パワハラに耐えかねての本能寺では無かったようだ。
ほんの数日でも夢をかなえたのだから、本望だったろう。
光秀は生き延びて、家康の時代になって南光坊天海として復活した
という説が実しやかに語られる。
真に受けて、僕を相手に天海=光秀説を熱く語った人もいた。
鎮西八郎為朝も、義経も、生き延びて琉球王になったり
チンギスハーンになったりしている。
もちろん本当じゃないだろうけど、ヒーローには簡単に死んでほしくないのだ。
光秀も英雄にふさわしい人だったということだ。
「麒麟がくる」
どんな英雄像を描くか? 楽しみじゃないか。
by 転がる石