サブエガ

「サブエガ達成しました!」

フェイスブックを開くと高校時代の同級生が久しぶりに投稿していた。
ランニングウェアに身を包み、満面の笑みで写真に写る彼の右手には誇らしげに完走証が握られていた。
タイムは2時間48分。
市民ランナーとしてはかなりの好タイム!
私まで嬉しくなり「お疲れさま!よかったね!!」とコメントした。
が、謎なのはサブエガ。
マラソン愛好家の中でサブスリーはよく使う。

サブスリーとはフルマラソンで3時間を切ることをいい、正式には「Sub-three-hours(サブスリーアワーズ)」。
同じくフルマラソンで4時間、5時間を切ることをサブフォー、サブファイブとも呼ぶ。
ではサブエガとは・・・?
調べたところ、サブエガとは2時間50分を切ることらしい。
2時間50分・・・2:50
ということで江頭2:50が語源のよう。
なるほどねぇ。
さて、そんな彼の足元に写っていたのは、話題の厚底シューズだった。
先日もハーフマラソンの日本記録が出たばかり。
あまりに好タイムが続くので規制するなんて話も出るほど。
私も走り始めて早15年。
当然何足ものランニングシューズを履いてきたが、ほぼ9割がアシックスのシューズ。
他メーカーのシューズにも手を出してみたものの、幅広・甲高の私はどうもしっくりこなく、ここ数年は浮気することなくアシックス一筋だった。
ましてやナイキは「おしゃれだけど、スリムで日本人には合わない」イメージ。

幅広・甲高にはリスクが大きすぎる。敷居が高すぎる。…手を出したことがなかった。
しかし、ここまで話題になると興味シンシン。
さらに、一番身近なランナー(旦那)も愛用中。
旦那氏いわく、「勝手に足が進み、疲れもない。これを履いたらもう他のは履けない」そう。
そこまで言うか!
うーん、興味は沸くばかり。でもやっぱり何といっても重要なのはエンジン(脚力)のはず。
まずは地道に練習しよう。(暖かくなったらね)

byモノポール