ポール・マッカートニー

13日(月)、第54回グラミー賞の授賞式がありました。
前日のホイットニー・ヒューストンの急死のニュースにはびっくりしましたね。

近年は、ノミネートされている人たちを見ても知らない人がほとんどですが、
授賞式で披露される、この日しか観られないであろうゲスト・アーティストのパフォーマンスは結構楽しみにしています。

今年も最後にやってくれました、ポール・マッカートニー!
なんと、『アビー・ロード』のB面メドレー。
「ゴールデン・スランバー」から「ジ・エンド」までを、アルバムと同じようにオーケストラ付きで。
おまけに、「ジ・エンド」でのギター・ソロの部分は、ポール・マッカートニー、ブルース・スプリングスティーン、
ジョー・ウォルシュ、デイヴ・グロール(フー・ファイターズ)、他2人の計6人で圧巻のソロ回し。
まるでジョン・レノンとジョージ・ハリスンを追悼しているかのようでした。

ポールは、とても69歳とは思えないほど元気でした。
そういえば、先週ニュー・アルバムを出したんですね。まさに絶好調です。

新譜を聴かずして言うのもなんですが、私が一番好きなポールのアルバムは、この「ラム」です。
ウィングス結成前に作られたこのアルバムは、妻リンダの他、数名のセッションマンで作り上げた
ポールのソロです。
名曲がいっぱい入ってますが、中でも「アンクル・アルバート~ハルセイ提督」は素晴らしい!
まさに、ポールでなければ成しえなかったであろう、「アビー・ロードB面」的なメドレー形式の曲です。

なんかの雑誌で、「有名人が選ぶポールの一番好きなアルバム」みたいな特集があって、
財津和夫さんが「ラム」を選んでいました。
やっぱりね、と思ったのを覚えています。
名盤です。お薦めです。

by BOSS