歓喜

J2でアルビレックス(最初はアルビレオだった)の歴史が始まったばかりの頃、
新潟日報の記事で、後援会員が1500人になって毎試合3000人が見に来てくれれば、
(数字は違っていたかも)このチームは運営していける、という記事を読んだ。

好きなサッカーで、地元のプロチームが誕生したのだから応援しなければと、
年会費1万円を払う後援会員になった。
後援会員は毎年4枚のチケットが貰える。
試合は土日に組まれるので、商売柄とても観戦できない。
商売がヒマになる最終戦のチケットを4枚貰って、毎年同行する人を探す。
いつも雪空で、消化試合がほとんどだから付き合ってくれる人はなかなかいない。

でも今年はJ1残留が懸かるゲームになって、4人で観にいけた。
ガンバとヴィッセルと勝ち負け27通りの組み合わせのうち
残留できるのは4通りの15%

結果はもうご承知の通り。
奇跡が起きて、見知らぬ周りのサポーターとハイタッチで歓喜を分かち合った。

もちろん、今期のチームの状態には1万円分の文句は言いたい。
でも滅多にないだろうスリリングな状況と、
その後の最高の喜びを体験することができた。

また来年、どんなシチュエーションであっても最終戦は見に行くよ。

 ♪俺たちがついてるぜ新潟 伝えたいこの思い 愛してる新潟