最近のCD事情

昨年あたりから、それまで無かった規格のCDを見かけるようになってきました。
これは輸入盤の話なのですが、たとえば同じアーティストの5枚のアルバムがボックスに入って
通常価格2,500円くらいのシリーズとか、数々の名曲がオムニバスで3枚組のCDボックスに入って
909円とか、まあ円高のせいもあるのかも知れませんが、従来では考えられないような価格のCDが
いっぱいあります。決して海賊盤などではなく、正規ルートの高音質の商品です。
それらは例えばイオン新潟南にあるタワーレコードでも、ネット上のアマゾンやHMVでも買うことが
できます。それぞれのお店独自の企画モノもあれば、共通のものもあるようです。

そんな中、最強のCDボックスをゲットしました。
ジョニ・ミッチェルの10枚組ボックス。
ファースト"Song To A Seagull"から名盤 “Mingus"までの10枚が立派なボックスに入っていて、
CDはそれぞれきちんとした紙ジャケットに収められいます。。
もちろん、"Blue" や “Court And Spark" や “Hejira(逃避行)"といった名盤まで含まれていて、
いったい幾らだと思います?

私は、HMVでなんと2,136円で買いました。
つまり1枚あたり213.6円ということになります。
CDが売れなくなったこの時代、こういった価格は消費者にとっては非常に嬉しいことでありますが、
ホントに大丈夫なの?って思ってしまいます。
つい先日、本国のHMVが倒産しちゃったニュースはとてもショックでした。
日本のHMVはローソンが独自に運営してるから影響はないらしいですけど…。
実はこの10枚組シリーズ、シカゴも出ているようです。興味がある方はお早めにどうぞ。