役割

幾つになっても祭りは楽しいですね。

祭りには色々な活躍の場があります。
氏子の代表、若連中の会長、当宿、先太鼓、屋台に乗る子どもたち、
家を守る女衆・・・家々を回る酔っ払いや露天商も、祭りの大切な役割です。

今の私の役割は、子どもたちにお囃子を教える指導者です。
撥の上げ下げの姿勢や太鼓を打つタイミングも、もちろん教えます。
でもお囃子の稽古を通して、私が口うるさく言い続けたのは
「大きな声を出せ!」これに尽きます。

○しちろどんの母ちゃんや、○万の父ちゃんといった、
大きな声でしゃべる人が町からすっかり少なくなったような気がします。
ヒソヒソやコソコソばかりではいけません。
せめて祭りの時ぐらい大きな声を出してもらいたいのです。
その方がにぎやかで神様も喜ぶはずです。

ブチ切れて怒鳴ったりしていたので、
子どもたちに嫌われてるかと心配していましたが、
町で会うとにっこり笑ってくれます。
愛情は伝わっているのかなあと、嬉しくなります。

 
by ガンダルフ