過渡期

「安保法制」で国会は大騒ぎです。
阿部総理=保守本流の野望実現に向けての大きな一歩なのでしょう。

yjimageZ4O26Y2Q平和」が人類の最終目標だとしたら、国境を無くすればいい。

Imagine there’s no countries  想像してごらん 国なんて無いんだと

ジョン・レノンは40年以上前に世界に提案したんだけどね。

 

人間は一人じゃ生きられないから社会を創った。
争わず公平に暮らせるように、社会の中でルールを定めた。

原初の「クニ」は、せいぜい現代の「村」ていどの規模だったのでしょう。
それが中世の「国」になり、近代「国家」までは来たけれど、そこから抜け出せない。
ゴールの無い過渡期が延々と続いている。

その過渡期での「国家」の方向の論争です。
民を守るのが国の使命です。永世中立なんて甘っちょろいことでは守れないでしょう。
一方、自衛のための力は簡単に侵略のための軍隊に変わるでしょう。
最終目標の「平和」に反して、経験者が必ず口にする「絶対にしてはいけない」戦争が始まるかもしれません。

違憲かどうかなんて、ちっぽけなことです。
憲法自体が国家を成立させる方便ですから。

人類がどうあるべきかということを忘れなければいいのです。
市長選挙の投票日が近づいています。
岩船がどうだとか、市部と郡部だとか、そんなことは小さなことです。

過渡期にあるこの社会の中で、それぞれが生きていくためにふさわしいと思う人を選びましょう。

過渡期の構成員である限り、棄権だけはしないようにね。

 
by ガンダルフ