ドラゴン危機一発

映画はいいですね。大好きです。
最近では「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」が話題ですよね。
私は最近映画館へ行く機会は減りましたが、WOWOWで映画をちょこちょこ録画してます。

なかなか観る時間がなくて、ハードディスクを占領していた映画を整理しようと一念発起。
録り溜めていた映画を団舎利しました。
その中にブルース・リーの「ドラゴン危機一発」という映画がありました。
1971年制作の作品ですが、日本では私が中学3年生の時(1974年)に公開されました。

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当時、私は「燃えよ!ドラゴン」でブルース・リーにハマってしまい、その後も
「ドラゴン危機一発」や「ドラゴン怒りの鉄拳」を観に、バスで村上の銀映まで行ってました。

もちろん当時は気がつかなかったのですが、こないだ観てビックリ!
使用されているBGMが、なんとプログレの大名曲たちではありませんか!

一つは、ピンク・フロイドの「タイム」。(アルバム「狂気」)
もう一つは、キング・クリムゾンの「太陽と旋律パート2」。(アルバム「太陽と旋律」)
(どちらも、以前にこのブログでも紹介した名盤中の名盤。)

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もう本当にビックリしました!

これは映画のエンド・ロールにも全くクレジットされてません。
当時の香港映画らしく、そのエンド・ロールもあっという間に終わってしまいます。

そこで先日、ブルース・リーに詳しい友人(G屋の主人)に聞きました。
そしたら彼もこのことは知らなくて、その後いろいろと調べてくれました。

なんとこのBGMは、ビデオ化する際に、後から付け加えたものだったらしいのです。
実はこの2曲は、映画の2年後(1973年)に発表されたものだからです。
完全に、後付けということになりますね。

なぜ、こんなことをしたのでしょう?
ビデオ、DVDにもピンク・フロイドやキング・クリムゾンの表記はないそうです。

まさか勝手に?(汗)

今どき、そこまで香港映画はテキトウかな?
残念ながら、ウィキぺディアにもこのことには触れられてませんでした。

もしかしたら、これヤバイんでない?

by BOSS