成し遂げるため

先日、卓球女子の全日本選手権が行われ、平野美宇選手が
史上最年少(16歳9か月)で日本一に輝きました。
決勝の相手は、オリンピック2大会連続のメダリスト、大会4連覇を狙う女王石川佳純選手。
大方の予想は、石川選手の勝利と思われていましたが、
「リオに出られず、悔しくて絶対優勝したかった」という強い思いが彼女のプレースタイルを
超攻撃的に変え、石川選手の度肝を抜くショットの連発で勝利しました。

優勝後、彼女はこうも言っていました。
「もう好感度は気にしない。嫌われても勝てばいい。」

まだ16歳。しかも女子選手。
このインタビューに私も度肝を抜かれました。

誰からも嫌われたくないと人は思うものです。

しかし、前に進むためには他者から嫌われることも厭わない。
そこに彼女の覚悟を見る思いでした。

そんな折、
村上の蔦屋書店に入って書籍を眺めていると、ビジネス書のランキングに
「嫌われる勇気」が第1位となっていました。
わざわざ嫌われるような生き方や悪行を働けとは言っているのではなく、
幸せになるためには「嫌われる勇気」が必要だと本書では言っているようです。

by青駒弟