岩船まちづくり協議会

岩船では祭りや左議長といった伝統行事や、
みなとフェスティバルや魚まつりなどのイベント以外にも行事が目白押しです。

甚句大会、芸能音楽祭、文化祭、そしてなんと言っても各種スポーツ大会などなど。。。
それらの文化スポーツ行事の大半を支えている公民館(村上市公民館岩船分館)組織が
廃止されることになりました。

代わりに、各地区に活動費を出すから受け皿となる組織を立ち上げるようにとの市の方針で、
岩船でも「(仮称)岩船まちづくり協議会」の3月設立に向けて準備が進んでいます。

BOSSも私もその設立準備委員にされてしまいましたが、検討すべき課題のボリュームが半端じゃないです。
会議の数日前に資料が届けられますが、老眼には辛いフォントでびっしりのレジュメが毎回10枚以上も用意されています。

でも担当の岩船分館のS君がとても優れた事務局なので、
検討課題の大半は彼の原案を了承するだけです。(それでも会議は2時間以上もかかる…うっ)

岩船で継続して開催されている文化スポーツ行事の総経費は年間約300万円。
今までそれに対しての行政の補助は20万円くらいしか入っていないとのこと。
残りは何らかの形で住民が負担しています。

新たな組織に行政が用意しているのは初年度で岩船地区に290万円。
今までのシステムを残すつもりなら、諸経費を差し引いても200万円も新規に使えることになります。

他地区では、活動費は貰えるものの何をしたらいいの?と困っているらしいです。
岩船では、既存の事業をどうやって継続するか?と頭を悩ませていますが、
考えようによっては贅沢な悩みなのかもしれません。

カネのことばかりじゃなくてね、
それだけの行事を住民が続けて来たってことが何より驚くべきことで、
中にいる分にはほとんど気づかないけど、岩船はやっぱり素晴らしいコミニュティーなのですよ。

組織や規約や役割は、それがないと始まらないので枠組みとして創りますけど、
ものごとをするのは結局のところ人ですので、熱い心を持った人が岩船にはずーっと、
そして大勢いたということなのですね。

さて、新しい「岩船まちづくり協議会」。
資金も約束されているし、これからの地域活動の・・
いや岩船のための中核組織にならなければなりません。

    新しい船には新しい水夫が乗り込む

私ら立ち上げにはお手伝いしますが、船出に相応しい新しい水夫を募集しています。
熱い心を持った岩船人、ぜひ手を挙げてください。

(・・って言うか、無理にでも手を引っ張りに行きますのでよろしく)

by ガンダルフ