夕焼け小焼けで日が暮れて
うちの店のレジはウインドウを背にして、入り口の脇にあります。
夕方、店番をしながら外の景色に目をやります。
海側、スナックKさんから造船団地にかけて、
日没近くになるとカラスが集まってきて電線にとまります。
山から、浜の方から、町から、数羽あるいは数十羽と飛んできます。
今日の17時45分にはこんな感じ。
それが18時30分にはこれぐらい。
最終的にはもっと集まるけど、暗くなると写せないので。
ここ数日、カラスを見て飽きません。
彼らの寝床は新町外れから長者屋敷にかけての松林と思われます。
グループのカラスが揃うのを電線で待っているのでしょうか?
でも一斉に巣に向かって飛び立つのではなさそうで、
陽もとっぷりと暮れると、思い立ったものから数羽、十数羽と松林に消えていきます。
BARのカウンターの椅子を「止まり木」と呼んだりします。
カラスたちも
「今日も一日よく働いた。まっすぐ寝ぐらに帰るのもつまらない。
ちょっとここで羽を伸ばしてから帰るか。」
てな感じなのかもしれません。
「さてと、あとは寝るだけだな。明日もいそがしいぞ。」
電線に未練を残しながら、家路に着くのです。
まるで、はまなすを後にする、みなさんのように・・・
byガンダルフ