女工哀史

先日、前々から行きたかったスポットに家族で行ってきました。
いつもより一時間早く店を閉め、向かった先は東北自動車道 羽生パーキング。
あの超有名時代小説「鬼平犯科帳」の舞台、江戸の町並みを再現したパーキングエリアです。
作品内に登場するお店をリアル再現した店舗がたくさんあり、鬼平ファンにはたまらない場所です。
 

 
 
作中で盗賊たちに押し込まれた大店(おおだな)の看板がずらり。
 
 
 
 
 
 
 
あー!こ、こ、これは!
かの有名な「五鉄」ではないですか! 

 
 
五鉄とは鬼平馴染みの店で、同心や密偵達と軍鶏(しゃも)鍋をつつくシーンが度々出てきます。
東京、茨城、青森など、軍鶏の産地は様々あるようですが、新潟ではあまり馴染みのない食材ですね。
でも、息子が毎朝言われてます。
なんだん!シャモのケッツみで頭して!と。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
翌日は時間が余ったので、富岡製糸場に立ち寄ってきました。

以前、うちに宿泊したお客様が富岡市の方で、世界遺産登録以後は観光客が押し寄せていると言っていたので相当な混雑を覚悟して行ったのですが
思ったより空いていて、ベビーカーを押しながらもゆっくり見ることができました。
連休最終日だったからかもしれません。
一部、修復工事中の箇所があり、そこはヘルメット着用で見学です。
工事中と言えど全く危険な感じはないのですが、ヘルメットは必ず着用しなければなりません。
ちなみにヘルメットレンタル料200円です。
1000人来ればそれだけで20万だね、なんて思わず嫌らしい想像が・・・。
とは言え、さすがは世界遺産。
木骨と赤レンガ造りの建物はほとんど当時のまま残されていて、昔の建造物や歴史が好きな人は一度は行く価値あると思います。
私も少しでも予備知識を持ってから行けばもっと感激できたかなとちょっと後悔です。
 

昔、上浜町にも自宅で製糸業をしていたバァさまがいて、幼い頃うちの母ちゃんも遊びに行った事があるそうです。
ある日、お土産に繭玉をもらい、大事にタンスにしまったまますっかり忘れた母ちゃん。
後日タンスを開けると、成虫した蛾が飛び立っていったそうで、それはそれはたまげたそうな。
もう60年も前の話ですが、母が突如思い出した昔話に、家族みんな気持ち悪い気分になりながら帰途につきました。

byラー定