つぶやき⑥

ショックなニュースが飛び込んできた、、

「風」の大久保一久さんが亡くなった、、

 

 

元かぐや姫の伊勢正三さんと、大久保一久さんのフォークデュオ「風」

当時、坊主頭の中学生だった僕は、かぐや姫解散後、何かを探して彷徨っていた、

そして「風」に出合った。

小遣いを貯めて買ったフェルナンデスのギターで「風」の曲を一生懸命コピーしていた。

今でも曲を聴くと、当時の甘酸っぱい青春の思い出がよみがえる。

 

 

かぐや姫から新たなる方向性を示した伊勢正三、

大久保一久と出会い、「風」として、数々の名曲を生み出した。

素晴らしい曲ばかりだった

 

 

22才の別れ

あの唄はもう唄わないのですか

君と歩いた青春

海岸通り

お前だけが

ささやかなこの人生

 

 

結成は1975年だが、4~5年で一旦活動を休止、しかし、解散した訳では無かった、

そして2007年に伊勢正三のコンサートの際に、二人で演奏をした。

僕は、あまりの感動で、涙を流しながら、その映像を観ていた。

 

 

風のグループ名は「空気のように留まらず、音楽的に常に進化していくことを目指す」という意味で付けられたという。

 

きっと二人でまた進化した「風」の曲を聴かせてくれると思ってたのに、あまりにも残念で寂し過ぎる。

 

今日も岩船の「海岸通り」で風の曲を聴きながら、たそがれたいと思います。

 

 

by質実剛健