「今」を大切に

岩船繁盛記

明けましておめでとうございます。
今年も元旦マラソンでスタートした我が家。

元旦はお天気にも恵まれ気持ちよく(苦しかったけど)走ることが出来ました。会場では数年ぶりに会うランナー仲間とも話すことができて、嬉しい一日となりました。

さて先日、店用のインスタに投稿する写真を撮ろうとスマホのカメラを起動すると画面が真っ暗。あれ?と思い何度試しても真っ暗。見ると「写真を撮影するのに必要な空き容量がありません。ストレージを確認してください」の文字が。
今のスマホ6年も使ってるからなぁ~写真も大量。
見返せば要らない写真ばかり保存されているので思い切って写真・動画を整理しました。
改めて見るとめちゃくちゃ多かったのが「スクショ」(スクリーンショット・スマホ画面を撮影した写真)
面白い記事や雑学、気になったレシピがあるとすぐスクショしてしまう私。
撮りっぷりはいいもののレシピなんか分量だけ撮っていてどんな料理かすらわからない・・・。
結局見返すことすらない写真も多数あり、一挙に削除しました。
そんな中でもこれは残しておこうと思える写真もちらほら。
その一つが2019年12月のニッカンスポーツのコラム。
内容は野間出版文化賞の贈呈式での作家・東野圭吾氏のスピーチでした。

 

東野氏は「未来のことを話したいと思います」と 切り出すと「子供の頃、21世紀になった時、自分は何歳になるかと計算して、43歳だと分かった時、なんだ、そんなジジイになっているか、と。18年たって現在は61歳。43歳を振り返ってみると若かったなと思います。」
「来年の今頃とか10年後とか、おれが野間出版文化賞を取ったのは61歳だったなと振り返った時に、若かったなと思うに違いありません。ここにいる人たちは結構、多くの人たちが100歳まで生きるかもしれません。その時に80歳だった自分を思い出し、ああ、若かったなと、あの時にできることがいっぱいあったなときっと思います」 と語ったそうです。
「ここにいる皆さんの明日からの人生の中で、一番若いのは今日です。僕もまた来年、1つ年を取りますが、今日が一番、若いんだから、今日が一番、これからの人生で可能性がある。」

きっと、当時の私もこの話に感じるものがありスクショしたんだと思います。

偶然にも43歳の今、この話に再び巡り合えたことが、なんだか意味があるのかも?とか思えて来て。

「今」を大切にしなきゃいけないなぁと気づかされました。

およそ500枚ほどの写真を削除し、ああスッキリ、軽くなったスマホで新年のスタート。と思いストレージを確認すると
63.7GBだったストレージが63.6GBに減ってました。

全然減らねー。
 

byガドガド