ゴンドラの唄

 いのち短し 恋せよ乙女

 あかき唇 褪せぬ間に

 熱き血潮の 冷えぬ間に

 明日の月日は ないものを

 

私の愛唱歌のひとつ「ゴンドラの唄」は大正4年の作だとか。

大正ロマンを代表する名曲です。

 

最新の研究では宇宙の誕生は138億年前。

地球は48億年。

恐竜は2億4千万年前に登場して、6500年前に絶滅した。

 

進化の過程でどこから「人類」とするかは意見が分かれるが、

10~30万年前ぐらいらしい。

恐竜の、まだ800分の1ぐらいしか人類は経っていない。

 

太陽系は「天の川銀河」に属していて、

天の川銀河は円盤型で広さが18万光年(1秒に地球を7周半する光の速さで!)、

中央部で厚さが1万光年ぐらい。

天の川銀河には太陽のような恒星が数千億個はあるらしい。

 

宇宙にはそんな銀河が、2兆個もあるのだとか。

途方も無くて、笑える。

恐竜にさえ「ふん」と笑われそうな人類の歴史。

私ら一人一人の存在なんて宇宙スケールから見れば、

私らがプランクトンを考えるより、はるかにはるかにちっぽけだ。

 

「うまくいかない」だとか、「こう言われた」だとか

ちっぽけが悩んだところでアホらしい。

 

せめて血潮の冷えぬ間に

やりたいことを、やりたいように。

 

by転がる石