お祭りが終わったら一気に寒くなりました。
皆さまどうぞご自愛くださいませ。
さて、岩船港には凄いブランド魚があります!という話しです。
その名は「美宝」(びほう)です。
もうご存じの方も多いかもしれませんが、この美宝は漁師を選ぶ魚です。
というのは、獲ったノドグロで「美宝」と名乗れるのは新潟県で7漁船のみ、
そして、そのうち5隻は我らが岩船港の漁師さんです。
これ、凄くないですか?
誉ですよ、本当に。
美宝の規格は、400g以上の大型のノドグロで、徹底した品質管理が求められます。
そもそもノドグロは、とても繊細で扱いにはとても神経を使うらしいのですが、この美宝は、揚がりたてを直接素手で触れず、揚げた後も魚体に直接氷が当たることなく、袋に入れ、冷やされ、まるで精密機械を扱うように港まで運びます。
揚がりたての美宝は、競り場でもとんでもない存在感があります。
買う仲買人も限られ、買われた美宝は県内の限られたお料理屋さんや、関東関西の中央市場へ卸され、高級料理店などに買われて行きます。
ノドグロの旬は夏ですが、一年を通して水揚げされ、脂が落ちることはほぼありません。
1㌔以上になると、一尾一万円は超えてきます。
庶民の味・・・ではないですが、こんな超高級魚が岩船港で水揚げされているのです。
周りに美宝を知らない人がいたら、ぜひぜひ、胸張って「岩船港って、すんぎゃんせ!」と自慢してください (^o^)
by質実剛健