ママにエール!

カーリング女子日本代表の北海道銀行チームがオリンピック出場権を獲得しました。
これで5大会連続出場です。

2006トリノ大会で、カメラを向けられるとヘン顔でおどける本橋麻里(マリリン)がブレイクしたけど、
今回の代表の中心選手、小笠原歩(旧姓:小野寺)と船山弓枝(旧姓:林)はその前の
2002ソルトレイク大会から出場しています。(当時はチーム青森に所属)。

トリノ大会後それぞれ結婚のためにチームを離れたけど、出産を経て北海道銀行で競技に復活、
かつて「カーリング娘」と呼ばれていたのが「カーママ」になって、
「美しすぎるカーリング娘」市川美余のいる中部電力や、
本橋を中心に立ち上げたロコソラーレ北見などに勝って、日本代表になりました。

それにしても、アイスホッケーの「スマイルジャパン」や、
夏のオリンピックで活躍するサッカーの「なでしこジャパン」、ホッケーの「さくらジャパン」、
銅メダルに輝いたバレーボールの「火の鳥ニッポン」など、日本の女子スポーツは大活躍です。

ただし世界の国々で、それらのスポーツにどれだけ女子の競技人口があるのでしょうか。
おそらくオリンピックを目指すほどの国は、男子に比べると何分の一に過ぎないはずです。
陸上競技やフィギュアスケートなどを除いて、そのスポーツで経済的に豊かにはなれませんから。
つまり女子スポーツの好成績は、国の豊かさを表しているのでしょう。

国威発揚のために、サイボーグのような選手を育成するお隣の国は別ですよ。
カーリングもやけに強いけど。
メダルも島も空も、何もかも自分のものにしなければ気が済まないようですから。

オリンピックの時にしか注目されないスポーツに、
子育てしながら頑張るママたちにエールを送ります。
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By ガンダルフ