「チェンジ」

現在アメリカでは、次期大統領選に向けた予備選挙が行われていますが、

黒人初の大統領となったオバマ現大統領が、選挙戦で掲げ、全米でブームになった

スローガンに「チェンジ」という言葉がありました。

(「YES WE CAN」もありましたね)

 

当時、「チェンジ」という言葉の力が分からなかった私ですが、

業績が好調な会社ほど、経営陣が「チェンジ」ということを意識し、

マネジメントされていることに気がつきました。

それで、

私はある経営者に「順調な事業を敢えて変える必要はあるのでしょうか?」と

尋ねました。

すると、その方は私にこう仰いました。

「守ることも大事だけど、外部環境が常に変わっているんだよ。

それに合わせ自分たちも常に変わって行かないと明日はないよ。」

 

頭をガツンと殴られたような気分でした。

 

「伝統を守ること」「成功体験を受け継ぐこと」「変わらないこと」の重要性。

確かに大事なことではあります。

しかし、

その先の未来を見据えたとき、

「変わること」が必要なのだと痛感いたしました。

 

そんな折、

元メジャーリーガーの松井秀喜氏が、

高校生活を送った星稜高校野球部の部室に

こんな言葉が掲げられていると、TVで語っておられました。

 

心が変われば、行動が変わる

行動が変われば、習慣が変わる

習慣が変われば、人格が変わる

人格が変われば、運命が変わる

 

それ以来、

「チェンジ(変わる)」という言葉を大事にするようにしています。

 

青駒弟