不明瞭
気象条件、コース形態、メンバー構成、レース展開etc
これらによって走破タイムは速くなったりそうでなかったり・・・
と、言うと競馬の話だと思う方もいらっしゃるかもしれませんが(笑)
マラソンの話です。
歴史は繰り返すと申しますが、またもや女子マラソンの代表選考が世間を賑わせています。(詳しくは割愛します)
今回は世界陸上の代表選びでしたが、こんな不明瞭な選び方をしてるようでは来年の五輪の代表選考はもっと揉めそうな気がします。
では誰もが納得の行く選考方法は無いのか?
競泳のように一発勝負での選考が良いと言われる方もいますが、屋内競技ならいざ知らず前述した様々な条件が想定されるマラソンにおいて一発勝負での選考はベストではないと感じます。
また一発勝負だと、たまたま選考レースにピークが来た経験不足の選手が好記録で選ばれる事になりかねません。
過去にも初マラソンの好走で五輪代表に選ばれたものの、結果的に五輪本番では期待に応える事の出来なかった選手がいました。
これは、マラソンと言う競技は経験が大きなウエイトを占めているものだからだと思います。
無欲の初マラソンで結果が出ても、大きなプレッシャーを背負ってのレースではなかなか良い結果が得られない事が多いです。
そこで私的に考える代表選考の最低基準とは・・・
最近1年半の間に2度以上基準タイムで走破した者です。
仮に基準タイムを2時間25分にしたとします。(本当はもっと速いタイムなら良いですが)
最終選考レースまでにその持ちタイムの無い選手は選考外とするのです。
そこまでで当落線上にいると自覚してる選手なら自ずと最終選考レースで直接対決する事になると思います。
そうすればはっきりと結果が出ると思います。
あくまで素人の私的な考えなのでその辺はご容赦を。
でも、なぜこんな事を思うかと言えば、2004年のロンドン五輪の高橋選手の落選が今でも腑に落ちないからです。
たった1度の失敗で落とされるような選手だったでしょうか?
そもそも選考レースで他の有力選手は高橋選手との直接対決を避けてました。
誰しもその強さを認めていたのです。
それこそ競馬じゃありませんが、ステップレースでとりこぼしても本番に出てくれば誰しも◎を打つ存在だったと思います。
ロンドン五輪では野口選手が金メダルに輝きましたが、もしかしたら高橋選手とのワンツーフィニッシュまで有ったのではないかと未だに思います。
まあ、こんな事を言っても所詮は10月20日ですが(笑)
ともあれ、選ばれた選手には無事にスタートラインに立ってもらい良い結果を出してもらいたいものです。
それこそ過去には、代表に選ばれても怪我でスタートラインに立つ事の出来なかった選手もいますから。
そんな風に選んでしまえば、後は選手陣営任せではなんの為の選考委員なのかと・・・。
最後はちょっぴり辛口になってしまいました(苦笑)
byスター☆誕生