家族写真
先日、次男の誕生記念に家族写真を撮ってきました。
子供の写真撮影というのは独特の雰囲気があります。
１００日祝い、七五三、入園・入学・・・主役である子供の笑顔を引き出すためにみんな必死。
今回もカメラマン・スタッフにうちの家族、大人五人がかりで次男をあやしまくりでした。
旦那はぬいぐるみを振りかざし、私はいないいないばぁで、ばあちゃんは名前を連呼しながら。
無口で見るからに真面目そうなカメラマンさんも一生懸命声をかけてくれました。
そして・・・出ました！かすかな微笑み！！
が、親としては納得がいきません。
この子の笑顔はこんなモンじゃないんですっ！
いつもはもっと笑うんですっ！
本当はもっと実力があるはずだ・・・ポテンシャルを引き出せ！と小さな主役のために大人がひとつになりました。
結果、そこそこのニッコリが出現。
と、ここでカメラマンさんから残念な一言。
「お兄ちゃんの表情がちょっと・・・。」
しまった。めんどくさい奴を忘れてた。
そうなんです。うちの長男、あらたまった写真が本当に苦手で、七五三の時も苦労したもんです。
普段は怒られるくらいふざけっぱなしで写真撮るのも大好きなのに。
七五三の時もおもちゃやぬいぐるみを使ってあやしましたがにニコリともせず固まったまんま。
するとスタッフのお姉さんさんが「テレビ番組は何が好き？」とか「保育園ではお友達と何して遊ぶの～？」と質問を始めました。
ははぁ～ん、会話でコミュニケーションを撮りながら笑顔を引きだす作戦ね！と遠巻きに見ていると
「お母さんのお料理で何が好き？」との質問が。
なんて言うんだろう、ドキドキ。
すると息子ぽつりと一言。「お茶漬け。」
えーーーーーー！
お茶漬けかい！
ハンバーグとか唐揚げとかあるじゃん！？
なんでお茶漬けなんだよ！とずっこけました。
確かにお茶漬けって最高ですけどねぇ～。母の味がお茶漬け（＝永○園）とか思われるのは心外。
せめて「村上名物塩引き鮭のお茶漬けです！」と言ってほしかった。
マジでお姉さんに説明しに行こうかと思いましたよ。
話がそれましたが、そんなこんなで苦労して撮った七五三写真なのでした。
で、今回もガチガチの長男でしたが、あの頃よりは幾分か大人になったせいか、撮影後半にはなんとかニッコリ。
もう少し寄って下さい。
もうちょっと右向いて。
もう５ミリ顎あげてそのまま目線だけください。
おばあちゃん、もう少し女性らしいラインを出していきましょう。とか無理難題を押し付けられながらも頑張りました。
自然に見えて実は不自然な体勢キ―プで最後は足がつりました。
大変でしたが家族が揃った写真はなかなか撮ることもないのでいい機会になりました。
byラ―定