悲しい色やね

ここ2、3日頻繁に耳にした、やしきたかじんの「東京」。
彼の訃報と共にテレビから何度も流れていました。
「東京」、これと並び代表曲と言えるのが「やっぱ好きやねん」でしょう。
そのほかにも「なめとんか」、「あんた」など、彼には大阪を歌った曲がいくつもあります。
たかじん以外にも上田正樹、BORO、桑名正博など多くの歌手が大阪を歌っています。
これら大阪ソングにはファンも多く、オムニバスCDもいくつか発売されているくらい。
私も十数年前に一度聞いたことがあります。
そのきっかけとなったのが「悲しい色やね」でした。
スナックで知らないオッサンが歌っていたのを聞いてCDを借りました。
CDを聞いてその声にしびれました。
その後、動画で見てさらにしびれました。
この声、表情、しぐさ。
いろいろカバーされてますが、やっぱり本家が一番。

女性目線の歌が多い大阪ソング。
「東京」も「悲しい色やね」も然り。
そして、どっちの女も"夢ばかり見ている男"に惚れてしまいます。
今の時代はなかなかいない男でしょうね。
そして、そんな夢見る男にひたすらついていける女だっていない。
こういう歌はもう生まれないでしょう。

By ラー定