子供たちに感動

先日、実家の前を歩いていたところ、

小学生の女の子二人が道路に座り込んで何かしていました。

 

どうしたのと、声をかけたところ、

「ツバメの子供が空から落ちてきた」とのことでした。

二人はこのツバメがとても気になる様子で、

私も彼女たちが気になったので、

「とりあえず、水でも飲ませようか」と言い、自販機で水を買い

ツバメに飲ませました。

 

そして、

彼女たちは、このツバメをどちらかが家に持って帰り看病しようという話をしていました。

しかしながら、

どちらも家には持って帰れないということでしたので、

私が預かることになりました。

 

彼女たちを見送った後、仕事場に戻り、そこにあったボールとタオルで寝床を作り

ツバメを看病しておりました。

 

その後、

もう一度、実家に行く用事がありましたので、実家に行ったところ、

何かが戸口の棚に置いてありました。

「ん、、『さきほどはありがとうございました。よろしければここに入れて下さい』??」

なんと、先ほどの女の子の手作り巣箱が置いてあるではないですか。

私は、驚きと感動で胸が熱くなるのを感じずにはいられませんでした。

 

自分が子供のころ、こんなことが出来ただろうか。。。

 

岩船の子供たちは、

本当に、「やさしく思いやりのある」子供に育っています。

親・家族、学校、そして地域の方々の努力の賜物なんだと改めて実感し、また、

自分がこの岩船に生まれたことを誇り思いました。

 

私は、多くの企業のお手伝いをして参りましたが、

日本で優れた経営者やリーダーは、それぞれ類稀な「人間力」の持ち主でした。

そして、その根底に流れるのは「やさしさと思いやり」でした。

nest

 

 

 

 

 

 

 

by青駒弟