ビートルズ MONO LP BOX
念願のブツを手に入れました。ビートルズのMONO LP BOX!
2014年に発売されたのですが、MONO LP BOX は製造数が少なかったのか、
すぐに廃盤となりました。
☆☆☆《以下、DISK UNION の解説より抜粋》
モノが主流のオーディオ・フォーマットだった1960年代、大半のリスナーはこの形態ではじめて
グループのサウンドを耳にした。1968年まで、ビートルズのアルバムはどれも、モノとステレオで
別個のミックスが施されていたが、グループはつねにモノを優先して考えていた。
2014年9月10日(海外では9月8日)、ビートルズがイギリスでリリースしたアルバム9作と、アメリカ
編集の《マジカル・ミステリー・ツアー》、そしてアルバム未収録曲を集めた《モノ・マスターズ》
が、オリジナルのアートワークを忠実に再現したモノの180 gLPでリリースされる。
オーディオ・ファンを念頭に置いて、グラミーを受賞したエンジニアのシーン・マギー、そして
同じくグラミーを受賞したマスタリング監修者のスティーヴ・バーコヴィッツは、アビイ・ロード・
スタジオで、4分の1インチのマスター・テープから、ビートルズの高名なモノ・アルバムに
アナログ盤用の新たなマスタリングを施した。2009年にリリースされたCD版の《ザ・ビートルズ・
モノ・ボックス》がデジタル・リマスターからつくられていたのに対し、この新たなアナログ盤
プロジェクトでは、マギーとバーコヴィッツはデジタル・テクノロジーをいっさい用いずに
レコードをカッティングしている。代わりに彼らはオリジナルのアルバムと、当時のカッティング・
エンジニアたちによるトランスファーの詳細な注記を参考にしながら、1960年代に使われていた
のとまったく同じ手順を用いた。
大半のビートルズのアルバムが最初にカッティングされたのと同じアビイ・ロードの部屋で作業を
進めながら、このふたりはまず、数週間を集中的な試聴に費やし、マスター・テープを1960年代に
製造されたモノ・レコードのファースト・プレスと隅々まで比較した。貴重なテープの再生には
徹底的にテストされたスチューダーA80を用い、新たなアナログ盤は1980年代のVMS80レース(旋盤)
でカッティングされた。
「 モノラルで聴いてこそ、あなたは本当に『サージェント・ペパー』を聴いたことになる」
~ジョージ・マーティン~ (ビートルズ・プロデューサー)
「 真のビートルズ・ファンならば、是非とも「サージェント・ペパー」と「リボルバー」の
MONO・ヴァージョンを入手するべきだろう。 ステレオ・ミックスとは 比べ物にならないほどの
時間と労力がMONOミックスには投入されているからだ。」
~ジェフ・エメリック~ (ビートルズ・エンジニア)
☆☆☆
こんな解説を読んでしまったら、ファンなら誰だって聴きたくなるでしょ?
そんなわけで4年間ずっと探し求めていましたが、ヤフオクにもなかなか出ないし、
出たとしても10万超え。とても買える金額ではありません。
ところが先日…、意外とあっけなく私のレコード棚へ(笑)
念じ続ければ、時々奇跡は起きるものですね。
by ほでら