名曲

何気なくテレビのチャンネルを回していたら、甲斐よしひろが「安奈」を歌っていました。
バックは押尾コータローのアコースティックギターだけ。
懐かしさと、新鮮な感じと、カッコよかったです。

「安奈」は1979年10月の発売、1980年にかけてのヒットソングです。

1979年は歴史に残る名曲が多く発表された年です。

 いとしのエリー(サザンオールスターズ)
 贈る言葉(海援隊)
 虹とスニーカーの頃(チューリップ)
 ひとり咲き(チャゲ&飛鳥)
 SACHIKO(ばんばひろふみ)
 さよなら(オフコース)
 ・・・

ちなみに「昴」(谷村新司)は80年の発売ですが、
当時二十歳前の私はコンビニでバイトしていて、
有線放送から流れるそれらのヒットソングをさんざん聴いていました。

たぶんこのブログメンバーでは、スター☆誕生さんあたりまでなら
ここに挙げた中で思い入れのある曲もあるでしょうね。
それより年下のメンバーなら「この曲知ってる」ていどのことでしょう。

ただ単に中年オヤジの青春回想ノスタルジーであります。

私はこの辺りを最後に、日本の曲に思い入れを抱くことは無くなりました。
たとえば尾崎豊や奥田民生を偉大なミュージシャンと理解はできても、
個人的趣味世界で、自分より年下がカリスマには成り得ないですね。

AKB48の新曲がセールス記録を塗り替えただとか、
総選挙の得票がどうだとか、朝からワイドショーで取り上げています。

情報ソースが多様化して同じ世代ですら感動を共有することが難しい時代です。
現在のハイティーンが30数年後に、共通して「青春の歌」に上げるのは
どんな曲なのでしょうか?

ブラジルから木遣りDVDの購入希望が寄せられました。
世代を超えて共有される感動の音、
岩船にはかけがえのない宝物が残されていて幸せです。

byガンダルフ