KING

サッカーのJリーグが今年も2月26日から始まりました。
KING・KAZUこと三浦知良選手は、J2開幕松本山雅FC戦に先発出場を果たし、
自身の持つJリーグ最年長出場記録を50歳0日に更新しました。

「カズダンス」を当時真似していた私にとって、
三浦選手は間違いなく最も尊敬するスポーツ選手の一人です。
最年長出場記録ももちろんすごい事なのですが、私が最も尊敬しているところは、
「大きな挫折を味わいながらそれでもなおプレーし続ける、その生き様」にあります。
皆さんご存知のとおり、
三浦選手は1998年フランスW杯日本代表メンバーからの落選したわけですが、
そのことについて一度も不満を公の場で三浦選手の口から聞いたことがありません。
おそらく本人の中にも、怒りや悔しさはあるのだろうと思います。
しかしながら、三浦選手はそれを全く感じさせずにプレーし続け、
「彼の生き様」を私たちファンに見せてくれています。

私が人生において、同じような出来事
(不本意な思いや納得のいかない事など)があった場合、
そんな心のコントロールができるのだろうか。
本当に、三浦選手は私の中の星です。

20代の頃、
よく上司に噛みついていた私は、その上司から以下のような言葉をいただきました。
「苦しいこともあるだろう
言いたいこともあるだろう
不満なこともあるだろう
腹の立つこともあるだろう
泣きたいこともあるだろう
これらをじっとこらえてゆくのが男の修行である」
この言葉を教えてくれた上司は長岡出身の方でした。

これからも修業は続きます・・・

by青駒弟