〇〇の日

一昨日、源内塾で商工業会の「市長と鮭鍋を囲む会」ってのがありまして、
雑談の中で「毎日なにかしら『〇〇の日』で、昨日は『鮭の日』だったし…」
みたいなことを市長が言ってました。

ちなみに今日、11月14日は?と調べてみたら

■世界糖尿病デー(World Diabetes Day)

 これ、私的にはちと痛い!

■パチンコの日

 これは20年くらい前に卒業したので、今の私には関係ありません。

■ウーマンリブの日

 もう所期の目的は十分達成できましたね。「哀れな男を救う日」は何月何日にしたらいいのでしょう?

■いい石の日
■いい樹脂の日

 「いい(11)いし(14)」、「いい(11)じゅし(14)」どちらも語呂合せで選定されています。

 他にも「いい(11)とし(14)」と読んで

■盛人[せいじん]の日
■アンチエイジングの日

 でもあるそうです。いろいろあるんですね。

語呂合せで有名なのは11月22日「いい夫婦の日」、もうすぐです。

私には放浪願望がずっとあって、これはどうやら岡本おさみのせいです。
中学生以来、我が人生の師は吉田拓郎ですが、当時の拓郎作品には岡本おさみ作詞が多くて、
「旅の宿」も「落陽」もそうです。
岡本おさみが放浪の旅をして、そこで出会った名もなき人々を詩にしているのです。
だから私の師は岡本おさみなのかもしれません。

♪知人町(しれとちょう)の開けっ放しの玄関で しわの深いおばあさん
 幾年月も同じところで 遠い霧笛を聞いてきた
 潮の香りに洗われた顔が とても とても優しいんです… 「赤い燈台」

♪泥運びのおばさん御達者で 竜飛崎よ どてっ腹を撃ち抜かれちゃったね… 「竜飛崎」

♪サイコロ転がし 有り金無くし すってんてんのあの爺さん
 あんたこそが正直者さ この国ときたら 賭ける物などないさ… 「落陽」

名作「たくろうLIVE ’73」に「都万の秋」という作品が収録されています。
都万(つま)は、隠岐の島にある小さな漁村です。

♪イカ釣り船が帰ると 小さなおかみさん達が エプロン姿で防波堤を駈けて来るよ
 …
 おかみさんは待っている 亭主の自慢話をね 黙ってイカを洗う亭主に 相槌打ってね
 … 
 海の機嫌をとってきた 都万のおかみさん達 ひと荒れすりゃひと年も老けてきた… 「都万の秋」

「黙ってイカを洗う亭主に 相槌打って…」岩船でもありそうな光景です。
誕生日や結婚記念日にプレゼントを忘れないだとかじゃなくて、
ごくありふれた日常の積み重ねが「いい夫婦」を作るのでしょうね。

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by ガンダルフ