未来予想図?
将来、自分や社会はどうなっているのか?
これから、何が流行っていくのか?
人間であれば、だれでも、「未来」は気になるものだと思います。
ちょっと固い話になりますが、
「未来予測」をテーマにした報告書や文献は、
いつの時代も注目され、企業または自治体が次の戦略を練るための
基礎データとして重宝されています。
では、このような「未来」のことは、何を論拠に作成されるのでしょうか?
様々なデータをもとにいくつかの方法で作成されていくのですが、
なかでも重要視されているデータがあります。
それは、国立社会保障・人口問題研究所の「将来推計人口」です。
この「将来推計人口」データには、村上市の将来人口も推計されております。
先日のスタッフブログでも、人口減少について、非常に示唆に富んだ内容を
お書きになっていた方がいらっしゃいましたが、
データを少し紹介しますと、
村上市の人口は2016年現在約6万人強ですが、
2025年には57161人、2035年は50497人、そして2040年では47273人と
現在の約75%になると推計しています。
また、この推計では2040年、4人に1人が75歳以上になると予測しています。
データはあくまで予測ですので、これより減少しないかもしれませんし、
もしかしたら、もっと減少するかもしれません。
しかしながら、国が総力を結集し作成したデータであり、確度の高いものです。
このことは、住んでいる我々にとってピンチなのでしょうか。
このデータを改めて見ながら、
待ったなしで到来する人口減少の波に、オール岩船で、
「ピンチをチャンス」に変えていけるよう、私もがんばりたいと思いました。
by青駒弟