祈る国
次男とお宮に初詣に行ったらBOSS一家と遭遇しました。
私らはそれからお墓参りに。
たいした信仰心も持ち合わせていませんが、お正月くらいは日本人らしく。
テレビをつけたら高校サッカー。試合は残り時間5分。
1点ビハインドのチームの女子マネージャーが、泣きながら手を合わせていました。
(※写真は本文とは関係ありません)
彼女の祈りが通じたのか、そのチームは残り4分で逆転勝ちでした。
サッカーにしろ野球にしろ日本では高校スポーツの人気が高いですが、
このピュアな応援も人気の一因なのでしょうね。
自分のためではなくて、仲間のために懸命に祈る。
八百万の神々の国、山川草木いたるところに神のおわす国。
学友の活躍、家族の幸福、震災からの復興、祖霊の安寧、世界平和…
いたるところで自分ではない誰かのために祈る国。
大統領の友人が権力を利用したと国民挙げて怒りに団結するのが
不思議でならないのが、わが国民性です。
あらたまの清々しさがいつまで自分の中で続くかわかりませんが、
せめて今だけは、人のために祈る年にしようと思っております。
byガンダルフ