教訓として糧として、これからを
新型コロナ、世界の新規感染が中国の9倍になりました。1918年に全世界で流行したウィルスでは、全人口の3割の5億人が感染、5,000万~1億人の死者。第一次大戦や関東大震災より多くの死者数。日本でも48万人が死亡、今の日本の人口換算で、120万人の日本人が死亡した計算との事。
そもそも今回のコロナウイルスは、中国山奥の希少生物を、金儲けの道具、富裕層のレアペットや珍味、漢方薬等、お金目当てに貪欲に欲しがるから、そんな絶滅危惧種からコウモリへウィルスが拡散し、こんな事になったんじゃないかと思います。《新型コロナウイルスは人類崩壊の序章か》
『もののけ姫のシシガミの森/風の谷のナウシカの腐海』の様に、触れてはならない【神の領域】に手を出したのは人間です。地球の生物の事なんか考えず、人間が地球にゴミを撒き散らし、自然破壊や汚染を繰り返す。人間のエゴによって自然破壊され、恨みを持った絶滅危惧種や生物(コロナウィルスも生物)が人間に牙を剥き「人類絶滅」へ、自然界の生物からの大逆襲が始まった様に思います。
魚介類に廃プラスチックが含まれる「廃プラ問題」もそうですが、散々好き勝手して地球を汚して来た人間へ(人々が改めない限り)地球 自然界から『天罰が下る』のは今後も増え続けるでしょう。
そんな中、藻谷浩介さんの「里山資本主義」講演会が村上ふれあいセンターでありました。NHKや、報道ステーション等で知っている人もいるかもしれません。その講演会の中で、これから75歳以上を迎える戦後生まれた団塊世代の高齢者の増加率についてお話がありました。
75歳以上の高齢者のこれからの増加率は、村上市+2% 新潟市+12% 東京首都圏+25%。今後、大都市の方が高齢者の割合が爆発的に増え、都会になるほど回りが超高齢者ばかりの街になり、田舎の方が高齢者の割合が少なくなって来るとのこと。岩小に1,200人以上の児童がいた頃(現在の70歳前後)は、弟妹は皆都会に出て行きましたからね。これからの時代、本当に「心豊か」に暮らせる里山や海辺で、今後いかに生きるか?「目から鱗」の数々を藻谷浩介さんから教えて頂きました。
このコロナウイルスが終息するまで、どのくらいの年月が掛かるのか全く未知数です。
ナウシカが言います「風がやんだ」。その後の映画での展開はご存じの通りです。
今回のコロナウイルスも全く同じ。窓と閉め切り「風」を通さない事が如何にマズイ事か・・・
「私達はみなあまりにも多くのものを失いました。でも全て終わったのです」
「大地を傷つけ、奪い取り、汚し焼き尽くす最も醜い生き物」
「オウムの方が私達よりずっと美しい」
「オウム・・・森へお帰り この先はお前の世界ではないのよ」
ナウシカは腐海と平和を守る事はできましたが多くの犠牲を払い大切な家族や仲間を失いました。
もののけ姫ではシシガミの森は死にましたが山々は元の姿に戻り、村人は心から反省します。
その教訓から村を作り直すと決めて、里山の枯れた木々の根元から新芽が発芽し物語は終ります。
藻谷浩介さんの「里山主義」、宮崎駿さんの「もののけ姫のサン・風の谷のナウシカ」が教えてくれた多くの事を教訓として、糧として、これからも生きて行ければと思います。 By Forester
因みに、ヨットで大西洋横断して国連へ出向き、トランプに食って掛かった?スウェーデンの16歳の少女が、もののけ姫の「サン」と重なって見えるのは私だけでしょうか・・・