ビッキー

最近、非公認ゆるキャラなるものが注目を集めています。
尼崎市の「ちっちゃいおっさん」、船橋市の「ふなっしー」などは非公認にも関わらず公式HPもあるほど。
今日もラジオでふなっしーの話題が出ていました。
それを聞きながらアイツのことを思い出しました。
アイツ…それは「ビッキー」です。
御存じない方がほとんどでしょう。
だって私が考えたキャラだもん。

今から二年前、村上市は市の観光キャラクターを一般公募しました。
全国から344点集まったそうで、私も応募していたのです。

それがビッキーです。
情けに厚い人柄で、困っている人がいると我が身を削り鮭茶漬け(もちろん岩船米で)をご馳走するという、どこかで聞いたことのあるストーリーのもと誕生しました。

—以下妄想—
ビッキーは地道な活動でジワリジワリとファンを獲得。
さらにはその人気が話題となり、様々なメディアで活躍。
すると、偶然テレビでビッキーを見かけたやなせたかし氏の目にとまり、なんとア○パンマンの新キャラとしてアニメに登場。
人気は一気に全国区、グッズは大売れ・・・
—妄想終わり—

そんな妄想までして考えたビッキーですが、残念ながら落選となりました。
本来は日本海東北自動車道「神林岩船港IC~朝日まほろばIC間」開通祝賀イベントで、応募作品を掲示して投票を行う予定が、震災の影響で中止となり、選考委員会の方により選ばれることになったのでした。
一般投票ならいいとこまでいけたんじゃなかろうか・・・しばらくはそんな事を思っていたのですが、最優秀作品に選ばれたサケリンを見て愕然。
レベルが違いすぎる。
だって、ビッキーこんなんですよ。
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一瞬でも対抗意識燃やしたのが恥ずかしい。
最後まで「本当に応募すんの?」としつこいくらいに聞いてきた旦那は正しかった。

でもね、やっぱり愛おしいです。
数週間、一生懸命考えて生み出した「息子」ですもの。
(一生懸命考えてこれかい!という突っ込みはなしで。)

引き出しの一番奥にしまわれたビッキーの原画。
哀悼の意をこめて今日はこんなのを作りました。
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岩船麩と岩船かぶ(想像)も持たせました。

でもやっぱり・・・きもっ。

byラ―定