梅酒
青梅がスーパーに並び始めました。
今年もこの時期が来たな、梅雨入りが近いな、と感じます。
お酒の飲めない父でしたが、果実酒だけは自分で作り、寝酒に飲んでいるものでした。
父が亡くなって今年で5年。
我が家には父の残した梅酒とかりん酒がいくつも残っていましたが、長期の保管で「澱(おり)」がたまり、ずいぶん処分してしまいました。
そんな中でも濁りのない、きれいな状態で残ったものもいくつかあります。
父が亡くなる前、元気な時のものですから少なくとも7、8年は経っているでしょう。
中には10年以上のものもあります。
父の梅酒はほとんどブランデーがベースとなっていました。
先日、お酒に詳しいというあるお客様に10年ものを出したところ「一杯、1000円は取れる!」と絶賛されました。(ホントだん??)
私も去年、始めて梅酒を漬けてみました。
私の梅酒はウィスキーベースです。
まる一年漬けましたが、まだまだフレッシュな若々しい味。
父のそれとはまるで違います。
二年、三年、と経つうちに、だんだん深い味になるのでしょうか。
もう少し大事に育ててみることにします。
byラー定