七夕おっくれよ

日8月6日は岩船の七夕でした。

岩船では七夕は旧暦で行われます。

そもそも七夕とはお盆行事の一環でもあり、精霊棚とその幡を安置するのが7月7日の夕方であることから7日の夕で「七夕」と書いて「たなばた」と発音するようになったともいわれています。これが日本の七夕信仰だったのですが、中国から織姫と彦星(けんぎゅう)の神話が移入されると、七夕は星祭りの要素が強くなったようです。また明治改暦以降、お盆が新暦月遅れの8月15日前後を主に行われるようになったため関連性が薄れたようです。

岩船の七夕丸の行事は、8月6日に各町内で葦(萱)で作った舟に各家の馬を乗せ、彼の世にご先祖様を迎えに行き、お盆をこの世で皆で過ごしたのち、8月16日に各家で舟で彼の世に送り返すもので、日本の原初の信仰形態を伝えているものとなりました。今となっては全国的にも貴重なものとなり、歴史学者の中には岩船祭より岩船の七夕のほうが文化財的価値があるという人もいるくらいです

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