本年もよろしくお願いいたします。

学藝岩船

本年もよろしくお願いいたします。
この度の震災による被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに、1日も早い復旧・復興をお祈りいたします。

さて、
今年は、辰年ですが、「辰年は陽の気が動いて万物が振動するので、活力旺盛になって大きく成長し、形がととのう年」だそうです。
ですので、私も、もっと人間的に成長していきたいと思います。

以前にも書きましたが、この「学藝岩船」コラムは、
ドットコム担当者さんから、岩船の「学び」を「育てる」コラムを連載してほしいとのことでした。
(難しい・・)
ですので、あまり難しくならず、わかりやすいことを書き、それが、皆さんの生活のお役に立つことがでければ良いのかな~、と思い、書き進めていくことにいたします。

本年第一回目は、本の紹介をさせていただきます。
スペンサー・ジョンソン(アメリカの心理学者)という方が1998年に著した童話で「チーズはとこへ消えた?」というタイトルの本です。
全世界で2800万部発行され、日本でも400万部発行されている人気ある本であり、
童話のスタイルをとっているのですが、発売以来、数多くの企業で、社内研修用のテキストとしても使われてる本です。
私がこの本に出合ったのも、企業の研修テキストで活用してみてはどうかと、当時の先輩から紹介されたのがきっかけで、もう何百人と紹介をしてきました。(岩船中学校の生徒さんにもお配りしました。)

なお、大谷翔平選手も、何度も繰り返し読んでいるとのことです。

詳しくはネタバレになりますので割愛しますが、
「チーズ」は私たちが求めているモノを表しています。その「チーズ」を一生懸命探し見つけます。ところが、ある日、その「チーズ」は突然消えてしまうのです。
さあ、どうする・・・?
(この物語は、1~2時間もあれば読めます。)

この物語のキーワードは「変化」です。
モノゴトはすべて変化するということを理解し、だから故に、その変化に柔軟に対応、自身も絶えす変化していき、その変化を楽しむマインドが、結果、人生を豊かにしてくれるということを伝えているのではないかなと、私は思いました。
(当然、変化しないことが重要な場面もありますが。)

今、世界では、「え?,どうしてそんなことが起こるの?」という事象が多くなっています。
そして、
地元村上市に目を転じて見ますと、、
村上市の人口は今、2020年現在58,000人程度と言われています。
それが、2030年には47,270人、そして、2040年には38,466人と推計されています。
(10年ごとに1万人ずつ減っていく計算です)
これは、国の公共機関が一生懸命推計して出している数字ですので、当たらずとも遠からずの数字ではないでしょうか。

こういった変化に対し、
これをピンチと捉えるのか、あるいはチャンスとして捉えるのか、、
いずれにせよ、変化していくことが当たり前と認識し、それにどう対応していくのか。
私自身、これからも「変わり続けないといけない」と思うのでありました。

お読みいただき、ありがとうございました。

by Mahalo