音楽が大好きで、なんでも好きで、
今はYouTubeで洋楽のインディーズのフォークを流していますが
その前は「海ゆかば」を口ずさんでいました。
♪海行かば 水漬く屍(みずくかばね)
山行かば 草生す屍
大君の辺にこそ死なめ
返り見はせじ
詞は万葉集にある大伴家持の長歌から。
戦時中は準国歌の扱いで、今でも右翼の人たちは必須でしょう。
たしかに軍国主義的な詞とも捉えられますが
元は万葉集、奈良時代ですのでちょっとニュアンスが違うかな。
出征する兵士、防人なのかな、その覚悟の潔さと
見送る人の、彼への敬いや愛おしむ気持ちを詠んだ歌です。
美しい曲で、愛唱歌の一つです。
軍歌、演歌、民謡、唱歌、Jポップ、フォーク、ロック、ブルース、
ジャズ、カントリー、レゲエ、ケルト・・・なんでも
もし「一番好きな歌は?」と尋ねられたら、
迷わないように答えは決めてあります
朧月夜 おぼろづきよ

♪菜の花畑に 入日薄れ 見渡す山の端 霞深し
春風そよ吹く 空を見れば 夕月かかりて 匂い淡し
二番の歌詞は特に秀逸です
♪里わの灯影も 森の色も 田中の小道を辿る人も
蛙の鳴く音も 鐘の音も さながら霞める朧月夜
作詞者(高野辰之)は長野県の人。
信州の山里の情景を詠んだのでしょう。
日本の原風景の一つ。
美しい詞と懐かしい曲と。
文句なしに、迷わずに済みます。
by転がる石
