初体験

お祭りも近づいてきましたが、先日私は漁師の方のお仕事のビデオ撮影の為、漁師さんと共に生まれて初めて漁船に同行させて頂きました。

夜中の12時に出発し一時間ほど掛けて漁場に到着。早速網を降ろし底引き漁が始まります。

揺れる船上で自分の体スレスレに大きなリールが回転し、轟くエンジン音や飛び交う無線で会話もままなりません。

網と船とのロープの長さは500メートルにも及ぶそうです。

そして、ゆっくりした速度で3時間程引きます。

この間、自動操舵は装備されてるものの、細かい当て舵や他船との衝突及び海底の岩礁を避ける為、漁師さんは一睡も出来ません。

やがて時間になると網を巻き上げるのですが、魚と一緒に色々な異物が入っており、こんなにも海が汚れているものかとビックリしました。

揚がった魚はすぐに選別し、海水で洗った後 氷と一緒に貯蔵します。

そしてまた網を降ろし、同じ作業が繰り返されるのですが、本当に根気の要る仕事だと実感した次第です。

当日は天候にも恵まれ、波も穏やかだったから良いものの、冬場の過酷さは想像もつきません。

漁師さんのご苦労を思うと、普段口にしている魚も おろそかには食べられないと改めて感じた一日でした。

みなさんも魚は残さず食べましょうね!!!

by  ぴ ~ひゃら