G.O.A.T(Greatest Of All Time)
NFLスーパーボウル2021はタンパベイ/バッカニアーズが戦前の予想を覆し、
ディフェンディングチャンピオンのカンサスシティー/チーフスに勝利した。
2月7日にフロリダ州 タンパ・レイモンド・ジェームス・スタジアムで開催されたが
開催スタジアムをホームとするチームがスーパーボウルに進出したのは
56回の歴史の中でこれが初めてだそうだ。
NFLをつぶさにチェックしているわけではない。
YOU TUBEにアップされたゲームハイライトをたまに見るだけだ。
で、今シーズン途中でビックリした。
あのトム・ブレイディーがバッカニアーズにいる!
ニューイングランド/ペイトリオッツでスーパーボウルに9回出場。
うち6回スーパーボウル制覇。
世界で一番裕福な国で、一番ファンを熱狂させるアメリカンフットボールで、
ブレイディはG.O.A.T(Greatest Of All Time)と呼ばれる
「史上最高のQB(クオーターバック)」なのだ。
ペイトリオッツ以外でプレーするとは夢にも思わなかった。
43歳、年齢的な衰えがあるのなら引退するものとばかり。
それが万年Bクラスのバッカニアーズでプレーしている。
それに、ペイトリオッツでホットラインを組んでいて2年前に引退したはずの
ロブ・グロウカウンスキーが現役復帰してバッカニアーズにいる。
それでもバッカニアーズは、シーズン中は特に強いとは思わなかった。
チーム全体がブレイディーのプレーになじむには1年以上はかかるだろう、
年齢的に間に合うか?
それがなんと、ワイルドカードでプレーオフに進出して
あれよあれよという間にチャンピオンだ。
実はブレイディーは2000年のNFLドラフト6巡目199位でやっと指名されたそうだ。
期待薄のスタートから一気に頂点に上り詰めた驚異的な強運の持ち主なのだ。
もう「持っている」感が違いすぎる。
奥様は2016年まで「世界一稼ぐモデル」だったトップモデルのジゼル・ブンチェン。
ブレイディーの年棒は今期は30億。
ペイトリオッツ時代で20億ぐらいだったそうだが、
奥様のほうがずっと年収が多かったらしい。
ブラッド・ピッド&アンジェリーナ・ジョリー夫妻より年収の多いカップルだとか。
「すべてを持っている男」なのだが歌は・・・音痴らしい。
少しだけホッとする。
By 転がる石