クリムゾン・キングの宮殿

このブログですが、7月2日に私が第1回目を書いて、今日からなんと6巡目に入ります。
あっという間でしたね。
なんだか廻ってくるのが早くないですか?(そう感じるのはオレだけかな?)

さて今回は、私が選ぶ名盤です。
キング・クリムゾンの1stアルバム「クリムゾン・キングの宮殿」。
プログレを、いやロック史を語る上で、このアルバムを外すわけにはいかないでしょう。
名盤中の名盤です。

とにかくアルバムの構成が見事です。
A面は、
①21世紀のスキッツォイド・マン(昔は「21世紀の精神異常者」というタイトルでした。)
②風に語りて
③エピタフ(a)理由無き行進(b)明日又明日
の3曲。
捨て曲なし。流れも完璧!

B面は、
①ムーンチャイルド(a)ドリーム(b)幻想
②クリムゾン・キングの宮殿(a)帰って来た魔女(b)あやつり人形の踊り
の2曲。
①の(b)では約10分間インプロビゼーション(即興演奏)が続きますが、この後に現れる②のために
ジッと耐えて聴きましょう。
我慢した甲斐もあって、実に感動的です。

だいぶ前のことですが(2001年らしい)、A-①「21世紀のスキッツォイド・マン」は、トヨタ・ヴェロッサの
CMに使われたので、聴いたことがある人もいるかもしれません。
私は当時この曲がテレビから流れてきた時、「時代は変わったんだなぁー」とかなり驚いたのを覚えています。

またこのアルバムは、イギリスのアルバム・チャートでビートルズの「アビー・ロード」を抜いて
首位に立ったというエピソードも残っています。

まさに一家に一枚の名盤です。
by BOSS