たまにはお掃除をの巻

お盆が過ぎようと台風が過ぎ去ろうと一向に涼しくならない毎日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
この度「岩船生活知恵袋」を担当させて頂く事となりました「たまぐち」でございます。
以前、リモコンの簡易確認法などをご紹介させて頂いたのですが、そうそうネタがある訳ではございません。
そこで本日は、皆様毎日ご使用のエアコンのお掃除についてお話させて頂きます。

エアコンのお掃除で一番重要なのはフィルターの清掃です。
フィルターにホコリが付いたまま運転を続けると
1.空気の通りが悪くなり、風量が減る。
2.電気代が多く掛かる。
3.ガス圧が高くなり、故障の原因になる。
といった症状が出て参ります。
特に3のケースの場合、熱交換器からのガス漏れとなり高額修理となります。
ですのでフィルターの清掃は出来れば2週間に一回、せめて1ヶ月に一回はお願いしたいところでございます。

「ウチのエアコンは自動お掃除機能付きだから、何もしなくてもよございますのよ!ホ~ホッホッホッ!!!」
と高笑いなマダムもいらっしゃいますが、それは大きな間違いです。
自動お掃除機能のシーケンスは
1.運転時間を積算し、一定の時間になるとブラシでフィルターを清掃する。
2.清掃したホコリをゴミ箱に収納する。
となっており、これを延々と続けています。
ゴミ箱に溜まったホコリを捨てないと、どんどん溜まる一方となり、やがては溜まったホコリをブラシでフィルターに塗りつける状態にまで陥り、清掃してるのか汚しているのか分からなくなります。
また、自動お掃除機能付きのフィルターはキメが細かく、特にLDKに設置した場合キッチンの油分で目詰まりし易くなります。
目詰まりしたフィルターは洗剤で洗わない限り、元の状態には戻りません。

写真は約2年間何もお手入れされなかった自動お掃除機能付きエアコンの内部です。汚いですね。

ですので自動お掃除機能付きのエアコンでも、1ヶ月に一回はゴミ箱の清掃。半年に一回はフィルターの洗浄をお願いしたいところでございます。
今やエアコン無しの生活はムリですし暑い最中に故障すると地獄ですので、面倒でもお手入れだけは欠かさぬ様お願い致します。

最後になりますが、早く涼しくなる事をお祈りし、終わりとさせて頂きます。
ありがとうございました。