今冬は、朝の目覚めがいつもと違う。
例年に比べて降雪量が少ないからだ。
除雪作業車もほんの数回、出動しただけです。
毎日の雪かきが無いのは助かりますが、朝はいつもの冬より寒い気がします。
雪が降らない代わりに早朝、車のフロントガラスについた霜を取らないといけなかったり、何か違和感のある冬景色です。
海が近いので、同じ新潟県でも豪雪地帯に比べて元々降雪量は少ないのですが、それでも子供の頃は、雪を掻き分け登校する日もあったり、家の軒下に出来た大きなツララを折って遊んだりした日が結構あったと記憶しています。
荒れた冬の数少ない、雪に音が消されて静かな冬の朝と、祭り当日のなんとなく張り詰めた凛とした空気で迎える朝が、岩船の一年でも特に好きな日だったのですが、今年はもう無さそうです。
写真提供:Aki Factory
by花鳥風月